電脳社会の日本語 (文春新書)本pdfダウンロード

電脳社会の日本語 (文春新書)

によって 加藤 弘一


5 5つ星のうち(2人の読者)

電脳社会の日本語 (文春新書)本pdfダウンロード - 内容紹介 「髙」が出ない。「冒涜」は「冒〓」に。米国コンピュータ業界にとって、日中韓の漢字文化は非関税障壁以外の何物でもなかったのだ 内容(「BOOK」データベースより) 本、雑誌、新聞等に印刷された文書は、いまや仮の姿でしかない。本体は電子のかたちで流通し、保存される。二一世紀を迎え、気がついてみれば、社会全体が電子の文書に覆われようとしている。そこで用いられる文字、漢字は、いったい誰が決めたのだろうか。文部省もメディアも、ほとんど関心を払わなかったコンピュータの文字の登録簿=文字コード。文系と理系の谷間に埋もれたその変転の歴史を綿密な取材と考証で発掘する。

電脳社会の日本語 (文春新書)の詳細

本のタイトル : 電脳社会の日本語 (文春新書)
作者 : 加藤 弘一
ISBN-10 : 416660094X
発売日 : 2000/03
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 25.79 (現在のサーバー速度は29.31 Mbpsです
以下は 電脳社会の日本語 (文春新書) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
パソコンを始めると文字化けという現象に出くわすことが必ずありますね。私はプログラマをしていた関係上、バックスラッシュ(/の反対向きのもの)が日本語画面で¥に化けるのに興味がありました。で、その筋の本を探していたら本書に出会ったのです。この本は類書の中ではいちおしです。文字コードに関する技術本というより、文字コードの変遷が詳しく語られていて、関係者にインタビューしている苦労話とか、とにかく、読んでいておもしろいのです。多言語処理でも画面上に表示するだけなら簡単に実現できるみたいですが、これが編集となるとやっかいな問題が山積してます。まず、チベット語やデーヴァナーガリ文字といった言語は単語中の位置で字形が変わるのだそうで、こういう文字は容易にコンピュータで編集できません。将来的に世界中の文字が同一画面で編集できるようになるのが夢ですが、実現には様々な障壁があるのですね。

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