マンガ家は語る (マンガ批評大系)

マンガ家は語る (マンガ批評大系)の詳細

有名作家がキャリアの始めの頃のエピソードを語ったエッセー、インタビューが一通り収録されている優れたアンソロジーです。戦前の岡本一平、大城のぼる、山川惣治各氏から、戦後の誰でも知っている名前（藤子不二雄、赤塚不二夫両氏など）、少女マンガの巨匠（里中満智子、池田理代子、山岸凉子）の方々まで、本当によく網羅されています。絶版のようですが、近くの図書館、古本などで閲覧、購入可能なら一読の価値ありです。類書では、「マンガの道」（ロッキングオン、２００５年、１９８０年代以降活躍のマンガ家の方々の回想）、「マンガ脳の鍛えかた」（集英社、２０１０年、ジャンプで活躍のマンガ家の方々に焦点をあてている）、がありますが、戦前〜１９８０年代前夜ならこちらがおすすめです。